2/18/2017

「柔術はおじさんの俺でもできるって証明する使命がありますから②」


こんばんわ、

前回の投稿

「柔術はおじさんの俺でもできるって証明する使命がありますから」

では、MMA=総合格闘技の競技年齢が上がってきているという例をトップ選手の活躍から紹介して、「続く」として締めくくりました。


さて、

柔術をやっている人が多い年代は何歳くらいだと思いますか?


世界は一概には言えないかも知れませんが、日本では一定の年齢の層に加熱ぶりがみてとれます。



35〜45歳(一説)



理由として色々あると思いますが、

1つは格闘技バブルの直撃世代であるということ。
プロレスブームを知っていて、さらに、K-1やプライドの人気が出始めた2000年に、血気盛んな20代だったということ。

その頃から柔術はじめた人は日本の柔術で活躍しています。そして、現に日本の柔術の道場長の多くはこの世代です。


また、格闘技バブルの衝撃を受けながらも、その時はできなくて、時間とお金に余裕ができた30代半ばから、健康を気にしてはじめる、そういうケースも想像します。


もう少しピントを絞ると、40〜45歳が中心と、思っています。
これは実際の体験として、そう思います。
道場のムード作ってくれている人々はちょい先輩の方々です。



では柔術シーンはどうでしょうか?

プロ柔術の世界最高峰のイベント

Metamoris(メタモリス)

において、第3回大会「MetamorisIII」のメインイベント


ホイラー・グレイシー(ブラジル)

VS

エディー・ブラボー(アメリカ)


エディーは手足をゴムのように絡みつかせる難解な組手、ラバーガードの第一人者

御歳  43歳



対するホイラーは有名過ぎる言わずと知れたグレイシーファミリーの最重要人物の一人。

御歳  48歳

出典   http://mmaplanet.jp/13786

全世界が注目するメインイベントです!




たしかに、遺恨の清算的な面も
注目するところでありました。

2003年無名のアメリカ人が、柔術エリートのホイラーからタップアウトを奪う過去。まぐれだったのかとささやかれ、またグレイシーはその維新に掛けてリベンジを果たさなくてはいけない。


しかし、私が注目する見所は、衰えを知らない柔術技術がそこにある!という幻想にも似た期待感です。


知性と知性のぶつかり合い。


ワクワクが止まりません。

それゆえの、メインイベント。

力と力のぶつかり合いの激しいノコッタ!ノコッタ!を見るのと明らかに違う期待がありました。

他のスポーツ、全身を使うスポーツで、スポーツマンとしては、とっくに引退していてもおかしくない40代で、この期待感を創り出せるのは類をみないと思います。


ブラジリアン柔術が身体的なダイナミズムというより、技術に裏打ちされた戦略的で知的なスポーツということがわかりますよね。

ある、かなりのレベルまで技術至上主義なのです。




当ブラジリアン柔術クラブにはホイラーとエディをしのぐ強者がいます。

御歳  56歳  

人生の先輩は言います。

「柔術はおじさんの俺でもできるって証明する使命がありますから」

ブラジリアン柔術はいわゆるスポーツでの年齢の壁を超えて、何歳でも、いつはじめても楽しめるスポーツなのです!



音楽も映像も素敵なメタモリスのハイライト





ホイラー・グレイシーVSエディ・ブラボー

の歴史的一戦。
こちらのリンクもご覧ください。



次回練習は2/19(日)サンテラアリーナ柔道場18:00〜です。キッズクラスあります




佐渡ブラジリアン柔術クラブ
少数精鋭だからレベルに合った練習ができます!
見学、体験大歓迎です。

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